内容

本書は「製剤学」というキーワードを書名に取り入れた最初の教科書として発刊され,長年に亘り,薬学分野の学生,製薬企業において製剤にかかわる研究,技術者の必携書として好評を得てきた.今回の改訂では,第十七改正日本薬局方における改訂に即応するとともに,各章に最新の情報を追加し内容の充実を図った.また,薬学教育における製剤の基礎から応用までの系統的な学習にも配慮して総論を新設した.新たに設けた章末問題も内容理解の確認に活用できる.